本と青空と、わたし

読書家じゃないけど本が好き

カテゴリ: 徒然がたり


私は動物が好きだ。

物心ついたときから家にはいろいろな生き物がいた。


にわとり、十姉妹、ハツカネズミ。

10歳上に兄がいたということもあるのだろう。


その後も、文鳥やセキセイインコ、
庭で捕まえたかたつむりやら、
田んぼで捕まえたオタマジャクシなどなど。

小学生の時には山で捨てられていた犬まで拾ってきた。


そんな動物好きな私だけれど、
動物の映画は苦手だ。

理由は簡単である。


動物映画の終わりは「死」だからだ。

動物が死ぬか、人間が死ぬか。


動物がでてこなくとも
死がテーマのものは好きではない。



青空文庫で、夏目漱石の「文鳥」を読んだ。

文鳥・夢十夜・永日小品 (角川文庫クラシックス)





これもまた、想像通りの展開と結末だった。



生き物に死はつきものだ。

誰ものがれることのできないものだ。


わかっているからこそ、
そこから目を背けたい弱い私がいる。








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昨日の記事に書いた「王様の剣」だけれど、
あれはもしかしたら兄のではなく姉のものだったかもしれない。

いろいろ調べてみると、
その本の発行年が1967年という記事を見つけた。

その頃の兄の年齢を考えると、
もうそんな絵本を読む歳じゃない。

だからきっと姉に買ってあげたものだろう。



いつぞや姉が、

中学生になった時、
「中1コース」とか「中1時代」とかの
学習雑誌を買って欲しいと親に頼んだら、
「どうせお前は本など読まないから」
と買ってもらえなかったと言っていた。

もしかしたら
せっかく買ってあげたそれらの絵本を
姉は全く読まなかったのかもしれない。

そもそも絵本は子どもが自ら読むというより
大人が読み聞かせしてあげることの多いものだから
そういうことをしてもらえなかったために
本に親しみを感じられなかったのだろうか。


でもそういう意味では、
兄も姉も私も環境は一緒だったはずだ。

けれど兄は本を読んでいた。

少なくとも兄が大学生の頃には。

仏教系の大学に通っていたのに、
聖書まで読んでいたのを覚えている。



私は兄が持っていた本を借りて読んでいた。

たぶん一番最初は、児童書だった。

コロボックル物語1 だれも知らない小さな国 (講談社文庫)



「誰も知らない小さな国」はシリーズになっている。

5回くらい繰り返して読んでいるのではないだろうか。


そして、不朽の名作、
ドラマ化もされた、「氷点」。

氷点(上) (角川文庫)



それから、「塩狩峠」。

塩狩峠 (新潮文庫)



こういう本を読む大学生だった兄。

そして、そういう本を読む小学生だった私(笑)。

小学生だった私には、
なんのことやらさっぱりわからなかったに違いない。

氷点は、大人になってから買って読み返した。

それはそれは面白かった。




兄は大学生の頃、
北海道から九州まで寝袋を持って日本各地を旅して歩いていた。

塩狩峠にも足を運び、
その時のことを絵とともに記録していた。

芸術の才能があるのだ。



私が本好きになったのは、
もしかしたら兄の影響が大きいのかもしれない。





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人間の記憶は言葉の習得と関連があるそうだ。
だから私の記憶も
多分、よちよち歩きの頃からのように思う。

私は「お話」を聴くのが好きな子どもで、
家に来た伯母たちによく「お話」をねだったものだ。


母は7人姉妹だったのだが、
ある時、
その中の一人の伯母に「お話」をせがんだところ、

「怖い話だから、もう少し大きくなったらね」

と言われた。 

私はずっと、どんな怖いお話なんだろうとワクワクしていて、
その伯母に会うたびに「お話」をせがんでいたのだけれど、
やっとその「お話」を聴くことができたのは
小学校の4年生の時だった。

話の内容はもう全然覚えていないが、
さっぱり怖くなかったことだけは覚えている。


そんなお話好きな私だったが、
祖父母が亡くなった3歳頃から母が働きに出たこともあり
忙しかった母が私に「お話」を聞かせてくれることはなかった。

字が読めるようになると、
自分で読みなさいと本を与えられた。

だからなのかわからないが、
私が持っていたのは絵本ではなく
絵よりも文字の方が多い本ばかりだった。


実はそれより前の本の記憶がある。

ディズニーの絵柄の
「王様の剣」という絵本だ。

おそらく、10歳上の兄のものだったのではないだろうか。

絵本はそれの他に
「101匹わんちゃん」と
「わんわん物語」
もあったように思う。


それらの本は、
居間の戸棚の一番上にあった。

そしていつのまにか外の物置に移され、
気づいた時にはなくなっていた。

多分、捨てられたのだろう。


子どもの頃の記憶は映像とともにある。

焦げ茶色の重厚な木の戸棚。

庭にあった掘建小屋の今にも崩れそうな物置。

その物置の中の様子。

そして、絵本の絵柄。


歳をとった今は、見たものを記憶に残すのが難しい。



「王様の剣」は
新しくなって今も出版されている。

王様の剣 (ディズニーアニメ小説版)


 
 


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